Updateはフォルダをバックアップするバックアップツールです。単純に言えばフォルダをコピー
するツールなのですが、フォルダツリー中の更新されたものだけを
バックアップし作業フォルダとバックアップフォルダを最短の時間
で同期させる差分バックアップツールなのです。
同期させるフォルダはプリセットに30件登録でき、簡単な操作でフォルダの同期バックアップができます。
また、バックアップを行う際に除外するファイルを指定することができます。これを使うと、VisualStudioのソースなどバックアップが必要ない大きな内部ファイルがある場合でもそれを除外して、フォルダをバックアップまたはコンペアすることができます。
さらに、タスクスケジューラと組み合わせ、オプションを指定すると、自動バックアップを行うこともできます。
Updateのはたらき
Updateの基本的なはららきはフォルダの同期を行うことです。もちろん一番最初はターゲットフォルダを作成し全ての内容をコピーします。2回目以降は差分のみをコピーあるいは削除してフォルダを最短の時間で同期させます。もちろん、ターゲットにコピーされたファイルはタイムスタンプを含め完全に元ファイルと同じものになります。これらの動作モードを通常モードと呼びます。
例1 更新ファイル、新規ファイルがある場合(通常モード)
この例では、File2が更新ファイルで、File3が新規ファイルです。
例2 削除ファイル/フォルダがある場合(通常モード)
この例では、File2が削除され、またFolderが削除されています。
もちろんFolderは中身ごと削除されます。
また、Updateには通常モードに対してマージモードというモードがあります。マージモードではソース、ターゲット両方に不足のファイルを補い合います。また同じ名前のファイルがある場合は新しいものが古いものに上書きされます。このようにマージモードではソースとターゲットの全ファイルがマージされソースとターゲットフォルダが同期します。マージモードはプリセット単位に指定できます。
例3 マージモードの例
Updateでは、同期対象にしたくないファイルを指定できます。これを除外ファイルと言います。ファイル名に含まれる文字列を指定する方法と、ファイルの拡張子を指定する方法の2つのがあります。通常モードでもマージモードでも除外リストに指定されたファイルを除いて処理が行われます。
例4 除外ファイルを使った同期
対応OS
PictClipFWC はWindowsXP, Windows7, Windows8.1, Windows10 に対応します。
アプリ自体は32ビットですが、OSは32ビットでも64ビットでも動作します。
是非Updateをお試しください。